小学校6年国語「やまなし」の指導案3選【コピペ自由!】

この記事では、小学校6年生国語「やまなし(宮沢賢治作)」の指導案3選をご紹介します。

コピペ自由で、すぐに使えるものばかりです。

コピペ自由の理由は、これらはすべて私が趣味で架空の子どもたちを想像して作った指導案だからです。

公式なものではないので、著作権等を心配せずお使いください。

そのまま使ってもいいし、自分の教育方針や学級状況に合わせてアレンジしてもよいです。

ぜひ参考にしてください。

では、早速「やまなし」の指導案3選を見てみましょう!

〈プロフィール〉

・小学校教員、家庭教師、塾、学童など様々な学校現場を経験。

・現在はその経験を活かして教育記事を執筆中。

edublog
目次

指導案①生と死の対比

授業名

生と死の対比から作者の思いに迫る「やまなし」

目標

知識・技能

・物語の構成や登場人物の特徴を理解する。

・教材文「やまなし」における生と死の対比や作者の思いを表す言葉や表現を見つける。

・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読み、作者の生き方や世界観について考える。

思考・判断・表現 

・教材文「やまなし」における生と死の対比や作者の思いについて、自分の感想や考えを述べる。

・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読んだことで、自分が学んだことや感じたことをまとめる。

・自分が学んだことや感じたことを、他の児童と共有し、意見交換する。

学びに向かう人間性

 ・宮沢賢治の生き方や世界観に触れることで、自分自身の生き方や価値観について考える。

・宮沢賢治が描いたイーハトーヴの理想的な世界に共感し、自分もそうした世界を目指す気持ちを持つ。

・宮沢賢治が抱いた人間への愛情や自然への畏敬の念に学び、自分も人間や自然と調和して生きる姿勢を育てる。

指導観 

 ①単元観

この単元では、宮沢賢治の代表作である「やまなし」を教材文として取り上げる。この作品は、作者が晩年に書いた短編物語であり、作者自身が経験した病気や死別などの苦しみが反映されている。しかし、同時に、生と死、現実と理想という対比が鮮明に表現されている。この単元では、児童にこの対比を読み解かせることで、作者が伝えたかった思いやメッセージに迫らせたい。また、教科書資料「イーハトーヴの夢」も併用し、作者がどのような生き方をしたか、どのような世界観を持っていたかについても考えさせたい。この単元を通して、児童には宮沢賢治の世界を深く理解してもらうとともに、自分自身の生き方や価値観についても考えさせたい。

②児童観

児童は、宮沢賢治の名前や作品は聞いたことがあるが、詳しく知らないという状況である。また、宮沢賢治の作品は、現代の児童にとっては難解な言葉や表現が多く、読むのに苦労するという課題がある。しかし、児童は、物語や絵本などの創作物に興味を持ち、感情移入したり想像力を働かせたりすることができる。また、自分の生き方や価値観についても、自分なりに考えたり表現したりすることができる。この単元では、児童の関心やニーズに応えるように、教材文「やまなし」を読む際には、物語の構成や登場人物の特徴を明確にし、生と死の対比や作者の思いを表す言葉や表現を見つけるように促す。また、教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読む際には、作者の生き方や世界観を具体的に示し、児童が自分と関連付けて考えるように導く。

③教材観

教材文「やまなし」は、宮沢賢治の代表作であり、作者自身の生き方や世界観が色濃く反映されている作品である。この作品を通して、児童は生と死、現実と理想という対比を読み解くことができる。また、この対比から、作者が伝えたかった思いやメッセージを探ることができる。教科書資料「イーハトーヴの夢」は、作者がイーハトーヴという架空の地名を作った経緯や意味を説明した文章である。この文章を通して、児童は作者がどのような生き方をしたか、どのような世界観を持っていたかを知ることができる。また、この文章から、作者が描いたイーハトーヴの理想的な世界に共感することができる。この教材文と教科書資料を重ねて読むことで、児童は宮沢賢治の世界を深く理解することができるとともに、自分自身の生き方や価値観についても考えることができる。

指導内容

物語の構成や登場人物の特徴を理解する。

生と死の対比や作者の思いを表す言葉や表現を見つける。

指導展開

①学習内容

絵本を読み終えた後、物語の概要をまとめる。物語の構成や登場人物の特徴を確認させる。

・物語における生と死、現実と理想という対比が表現されていることを指摘する。対比を感じさせる言葉や表現を見つけさせる。

・対比から作者が伝えたかった思いやメッセージを推測させる。作者が経験した病気や死別などの苦しみとイーハトーヴという理想的な世界との関係について説明する。

・教科書資料「イーハトーヴの夢」を読ませる。作者がイーハトーヴという言葉を作った経緯や意味を知らせる。

・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読んだことで、作者の生き方や世界観について考えさせる。自分の言葉でまとめさせる。

②指導上の留意点

物語の概要をまとめる際には、物語の構成や登場人物の特徴を確認する。 ・生と死、現実と理想という対比を感じさせる言葉や表現を指摘する。 ・作者が伝えたかった思いやメッセージを推測させる。 ・教科書資料「イーハトーヴの夢」を読む際には、作者がどのような生き方をしたか、どのような世界観を持っていたかを示す。 ・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読むことで、作者の世界観に触れさせる。

評価方法

知識・技能

教材文「やまなし」を読み、物語の構成や登場人物の特徴を理解できたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」における生と死の対比や作者の思いを表す言葉や表現を見つけられたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読み、作者の生き方や世界観について考えられたかどうかを確認する。

思考・判断・表現

教材文「やまなし」における生と死の対比や作者の思いについて、自分の感想や考えを述べられたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読んだことで、自分が学んだことや感じたことをまとめられたかどうかを確認する。 ・自分が学んだことや感じたことを、他の児童と共有し、意見交換できたかどうかを確認する。

学びに向かう力、人間性等

宮沢賢治の生き方や世界観に触れることで、自分自身の生き方や価値観について考えられたかどうかを確認する。 ・宮沢賢治が描いたイーハトーヴの理想的な世界に共感できたかどうかを確認する。 ・宮沢賢治が抱いた人間への愛情や自然への畏敬の念に学び、自分も人間や自然と調和して生きる姿勢を育てられたかどうかを確認する。

指導案②宮沢賢治の表現技法を学ぶ

授業名

「やまなし」で宮沢賢治の表現技法を学ぼう!〜擬音語や擬態語、比喩表現などに注目〜

目標

(1)知識・技能

 ・教材文「やまなし」を読み、物語の内容や登場人物の感情を理解する。 ・教材文「やまなし」における擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法を見つける。 ・教材文「やまなし」における表現技法が物語にどのような効果を与えているかを考える。

(2)思考・判断・表現

・教材文「やまなし」における表現技法について、自分の感想や考えを述べる。 ・教材文「やまなし」における表現技法を参考にして、自分で創作文を書く。 ・自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明する。

(3)学びに向かう人間性 

・宮沢賢治の表現技法に触れることで、自分自身の表現力や想像力を高める。 ・宮沢賢治の表現技法に共感し、自分もそうした表現技法を使って物語を創り出す気持ちを持つ。 ・宮沢賢治が描いた物語の世界に感動し、自分も物語の世界に入り込む姿勢を育てる。

指導観

①単元観

この単元では、児童にこの対比を読み解かせるだけでなく、作者が用いた擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法にも注目させたい。これらの表現技法は、物語の世界を豊かに描き出し、読者の感情や想像力を刺激する効果がある。この単元を通して、児童には宮沢賢治の表現技法を理解してもらうとともに、自分自身の表現力や想像力を高めさせたい。

②児童観

児童は、宮沢賢治の名前や作品は聞いたことがあるが、詳しく知らないという状況である。また、宮沢賢治の作品は、現代の児童にとっては難解な言葉や表現が多く、読むのに苦労するという課題がある。しかし、児童は、物語や絵本などの創作物に興味を持ち、感情移入したり想像力を働かせたりすることができる。また、自分の考えや感情を表現したり創作したりすることができる。この単元では、児童の関心やニーズに応えるように、教材文「やまなし」を読む際には、物語の内容や登場人物の感情を理解させるとともに、擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法を見つけさせる。また、教材文「やまなし」における表現技法が物語にどのような効果を与えているかを考えさせるとともに、自分で創作文を書かせる。その際には、自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明させる。

③教材観

教材文「やまなし」は、擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法が多用されている作品でもある。これらの表現技法は、物語の世界を豊かに描き出し、読者の感情や想像力を刺激する効果がある。教材文「やまなし」を読むことで、児童は宮沢賢治の表現技法を理解することができるとともに、自分自身の表現力や想像力を高めることができる。と考える。

指導内容

物語の内容や登場人物の感情を理解する。

擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法を見つける。

表現技法が物語にどのような効果を与えているかを考える。

表現技法を参考にして自分で創作文を書く。

自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明する。

指導展開

導入

学習内容、活動 ・教室に入ったら、宮沢賢治という人についての児童の知識やイメージを確認する。 ・教材文「やまなし」の背景やテーマを簡単に紹介する。 ・教科書p.100-103の教材文「やまなし」を読ませる。物語の内容や登場人物の感情を理解させる。

指導上の留意点

宮沢賢治についての児童の知識やイメージを確認することで、児童の関心を引き出す。 ・教材文「やまなし」の背景やテーマを簡単に紹介することで、物語への理解を促す。 ・教材文「やまなし」を読む際には、物語の内容や登場人物の感情を理解させることで、表現技法への感受性を高める。

展開

「やまなし」を読み終えた後、物語の概要をまとめる。物語の内容や登場人物の感情を確認させる。 ・教材文「やまなし」における擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法に注目させる。表現技法を見つけさせるとともに、その効果を考えさせる。 ・自分の感想や考えを述べさせることで、表現技法への理解を深めさせる。 ・自分で創作文を書かせることで、表現力や想像力を高めさせる。その際には、自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明させる。

指導上の留意点

物語の概要をまとめる際には、物語の内容や登場人物の感情を確認することで、表現技法への感受性を高める。 ・教材文「やまなし」における擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法に注目させることで、宮沢賢治の表現技法を理解させる。 ・自分の感想や考えを述べさせることで、表現技法への理解を深めさせるとともに、自分自身の表現力や想像力についても考えさせる。 ・自分で創作文を書かせることで、表現力や想像力を高めさせるとともに、表現技法への応用力を育てる。

まとめ

学習の振り返りを促す。教材文「やまなし」における表現技法から学んだことや感じたことを整理させる。 ・学習のまとめと感想を述べる。宮沢賢治の表現技法に共感させることで、児童の学びに向かう人間性を育てる。

指導上の留意点

学習の振り返りを促すことで、自分の学習成果や感想を確認させる。 ・学習のまとめと感想を述べることで、宮沢賢治の表現技法に触れたことで、自分自身の表現力や想像力を高めたことや、宮沢賢治が描いた物語の世界に感動したことを再認識させる。

評価方法

①知識・技能

 ・教材文「やまなし」を読み、物語の内容や登場人物の感情を理解できたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」における擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法を見つけられたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」における表現技法が物語にどのような効果を与えているかを考えられたかどうかを確認する。

②思考・判断・表現

・教材文「やまなし」における表現技法について、自分の感想や考えを述べられたかどうかを確認する。 ・教材文「やまなし」における表現技法を参考にして、自分で創作文を書けたかどうかを確認する。 ・自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明できたかどうかを確認する。

③学びに向かう力、人間性等

・宮沢賢治の表現技法に触れることで、自分自身の表現力や想像力を高められたかどうかを確認する。 ・宮沢賢治の表現技法に共感できたかどうかを確認する。 ・宮沢賢治が描いた物語の世界に感動できたかどうかを確認する。

指導案③物語と資料を重ねて読み、リーフレットを作成する実践

授業名

「やまなし」で自分の考えを表現する!〜物語と資料を重ねて読み、リーフレットを作成しよう〜

目標

知識・技能

「やまなし」を読み、物語の内容や登場人物の思いを理解する。 ・教科書資料「イーハトーヴの夢」を読み、作者がイーハトーヴという言葉を作った経緯や意味を理解する。 

思考・判断・表現

・教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」から学んだことや感じたことを整理する。 ・自分の考えや感想を言葉にして表現する。 ・自分の考えや感想をリーフレットに工夫して表現する。

学びに向かう人間性 

・宮沢賢治の生き方や世界観に触れることで、自分自身の生き方や価値観について考える。 ・宮沢賢治が描いたイーハトーヴの理想的な世界に共感することで、自分もそうした世界を目指す気持ちを持つ。 ・自分の考えや感想をリーフレットに表現することで、自分の主体性や創造性を発揮する。

指導観

児童観

児童は、宮沢賢治の名前や作品は聞いたことがあるが、詳しく知らないという状況である。また、宮沢賢治の作品は、現代の児童にとっては難解な言葉や表現が多く、読むのに苦労するという課題がある。しかし、児童は、物語や絵本などの創作物に興味を持ち、感情移入したり想像力を働かせたりすることができる。また、自分の考えや感情を表現したり創作したりすることができる。この単元では、児童の関心やニーズに応えるように、教材文「やまなし」を読む際には、物語の内容や登場人物の思いを理解させるとともに、教科書資料「イーハトーヴの夢」も読ませて、作者がイーハトーヴという言葉を作った経緯や意味を理解させる。また、教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読んだことで、作者の生き方や世界観について考えさせる。その際には、自分の考えや感想を言葉にして表現させる。最後に、自分の考えや感想をリーフレットにまとめて表現させる。その際には、リーフレットのデザインやレイアウトなどに工夫させる。

教材文

教材文「やまなし」と教科書資料「イーハトーヴの夢」を重ねて読むことで、児童は宮沢賢治の世界観に触れることができる。また、自分の考えや感想をリーフレットにまとめて表現することで、自分自身の生き方や価値観についても考えることができる。

指導内容

物語の内容や登場人物の思いを理解する。

作者がイーハトーヴという言葉を作った経緯や意味を理解する。

物語と資料を重ねて読み、作者の生き方や世界観について考える。

自分の考えや感想をリーフレットにまとめて表現する。

本時の指導展開

導入

①学習内容、活動 ・教室に入ったら、宮沢賢治という人についての児童の知識やイメージを確認する。 ・教材文「やまなし」の背景やテーマを簡単に紹介する。 ・物語の内容や登場人物の思いを理解させる。

指導上の留意点

・宮沢賢治についての児童の知識やイメージを確認することで、児童の関心を引き出す。 ・教材文「やまなし」の背景やテーマを簡単に紹介することで、物語への理解を促す。 ・教材文「やまなし」を読む際には、物語の内容や登場人物の思いを理解させることで、表現技法への感受性を高める。

展開

「やまなし」を読み終えた後、物語の概要をまとめるために質問する。 ・物語の内容や登場人物の思いを確認する。 ・教材文「やまなし」における擬音語や擬態語、比喩表現などの表現技法に注目させるために指示する。 ・表現技法を見つけさせるとともに、その効果を考えさせるために質問する。 ・表現技法への理解を深めさせるために、自分の感想や考えを述べさせる。 ・表現力や想像力を高めさせるために、リーフレットを書く。その際には、自分が書いた創作文における表現技法がどのような効果を与えているかを説明させる。

指導上の留意点

・表現技法への感受性を高めるために、物語の内容や登場人物の思いを理解させる。

まとめ

自分の書いたリーフレットを友達同士紹介し合う。
本時の振り返りをする。

指導上の留意点

・自分の考えや感想をリーフレットにまとめて表現することで、児童の表現力や想像力、主体性や創造性を発揮できるようにする。

評価基準

知識・技能

教科書資料「イーハトーヴの夢」を読み、作者がイーハトーヴという言葉を作った経緯や意味を理解できたかどうかを確認する。

思考・判断・表現

自分の考えや感想をリーフレットに工夫して表現できている。

学びに向かう力、人間性等

自分の主体性や創造性を発揮してリーフレットを作成している。

まとめ

この記事では、宮沢賢治の作品「やまなし」の指導案を紹介しました。

この教材は、宮沢賢治の世界を理解してもらうとともに、自分自身の生き方や価値観を考えさせることができる有効な教材だと思います。

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