「昆虫の驚きの能力7選」【小学生の自学に最適】

みなさん、昆虫って知っていますか?

昆虫は小さな虫たちのことを指します。

でも、その小さな体には、私たちが驚くようなすごい能力が隠されています。

昆虫は地球上で最も多くの種類がいる生き物のひとつです。

それぞれの昆虫が持っている能力は、生き残るための大切なものです。

今日は、その昆虫たちの驚きの能力について、一緒に学んでいきましょう。

きっと、昆虫たちのことをもっと好きになると思いますよ!

〈プロフィール〉

・小学校教員、家庭教師、塾、学童など様々な学校現場を経験。

・現在はその経験を活かして教育記事を執筆中。

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目次

カマキリ

緑色の細長い体を持つ昆虫です。

でも、カマキリにはたくさんの驚きの秘密があります!

カマキリの名前の由来

カマキリ」の名前は、前脚を祈るように合わせる姿が鎌を持っているように見えるから来ています。

みなさんも知っている通り、この鎌のような前脚は、実は獲物を捕まえるための武器です。

メスはオスを食べる!?

カマキリの恋愛はちょっと特殊。

時々、交尾後にメスがオスを食べてしまうことがあります。

これは、メスが卵を産むエネルギーを得るためだと言われています。

頭を180度回転

カマキリは首を左右に180度回転させることができるので、後ろの様子もバッチリ見えます!

これは、獲物を見つけやすくするための特技なんです。

カマキリの仲間はたくさん!

実は、カマキリには世界中で約2,400種類もの種類が存在しています。

色や形もさまざまで、中にはピンク色のカマキリもいるそうです!

カブトムシ

夏の夜、子どもたちが大好きなカブトムシ。

その大きな角は、まるで戦士のようです。

でも、カブトムシにもまだ知らない面白い秘密がたくさんあります。

カブトムシの名前の由来

カブトムシ」の名前は、その形が古代の日本の兜(かぶと)に似ているからです。

実は、カブトムシは日本独特の名前で、英語では「Japanese rhinoceros beetle」と呼ばれているんだ。

短い命、でも大切な役割

カブトムシの成虫の寿命は、約1ヶ月程度です。

短いけれど、その間に次の世代のための卵を産む大切な役割があります。

力持ちカブトムシ

カブトムシはとても力強い

実は、自分の体重の約50倍もの重さを持ち上げることができます。

これは、人間が車を持ち上げるくらいの力です!

トンボ

空を舞うトンボの姿は、夏の風物詩として多くの人々に親しまれています。

細長い体と大きな翅で、水辺を飛び回るトンボはとても美しいです。

トンボにもまだ知られざる面白い秘密がたくさんあります!

トンボの名前の由来

トンボ」の名前は、古い日本語で「とんぼう」と言い、これが時代とともに「トンボ」となったと言われています。

また、トンボの英名は「Dragonfly」。

まるで空飛ぶ小さなドラゴンのようですね!

驚異の飛行能力

トンボは空中で静止したり、急旋回したりすることができます。

これは、4つの翅を独立して動かせるからです。

その飛行技術は、ヘリコプターのようですね!

古代のトンボは巨大だった!

昔のトンボは現在のものよりもずっと大きかったと言われています。

約3億年前の化石からは、翼開長が70cmもあるトンボが発見されています!

360度の視界

トンボの目は非常に大きく、頭のほとんどを占めています。

これにより、トンボは360度の視界を持っていて、獲物を見逃すことがないんですよ!

アリ

地上を忙しく歩き回るアリたち。

小さな体でありながら、彼らの社会は非常に複雑で、驚くべき能力や特徴を持っています。

アリの世界にも、まだまだ知られざる面白い秘密がたくさんあります!

アリの力持ちぶり

アリは、自分の体重の10倍から50倍もの重さを持ち運ぶことができます。

これは、人間が象を持ち上げるくらいの力です。

小さな体でこんなに力強いなんて、すごいことだと思いませんか?

アリのコミュニケーション

アリたちは、触覚フェロモンという匂い物質を使って仲間とコミュニケーションをとります

食べ物の場所敵の接近など、さまざまな情報を伝え合っているんですよ。

女王アリの驚異の寿命

アリの社会には、女王アリという特別なアリがいる。

彼女はアリの巣の中で卵を産む役割を持っていて、驚くことに、数年から10年以上も生きることができます!

アリの農家生活

アリには、キノコを栽培して食べる種類や、アブラムシを飼って甘露を収集する種類など、農家のような生活をするアリもいます。

セミ

夏の風物詩として、私たちの耳に馴染みのあるセミの鳴き声。

セミは日本の夏を代表する昆虫として多くの人に親しまれていますが、セミにも面白い特徴がたくさんあります!

セミの長い幼虫時代

セミは、成虫としての生活は短いですが、地中での幼虫時代数年から数十年と非常に長いです。

この期間、彼らは地中で根を食べながら成長しています。

鳴き声の秘密

セミの鳴き声は、特有の器官「ティンバルという部分で作られます。

この音は、メスを引き寄せるためや縄張りを主張するために使われます。

セミの涙

セミは、熱い夏の日に木の樹液を吸います。

その際、過剰に取り込んだ水分を「セミの涙」として排出することがあります。

これは、セミが体の温度を調節するための方法の一つです。

種類の豊富さ

日本には、約30種類以上のセミが生息しています。

それぞれの種類によって、鳴き声や生態が異なりますので、夏の散歩中に色々な種類のセミを探してみるのも楽しいですね。

バッタ

草原や畑でよく見かけるバッタ。

跳ねる動きや長い触角が特徴的なこの昆虫も、実は多くの驚きや興味深い特性を持っています!

バッタの飛躍力

バッタは、強力な後ろ足を使って高く跳ぶことができます。

この跳躍力は、敵から逃げる時や移動する時に役立っています。

歌うバッタ

バッタもまた、独特の音を出して歌います。

この音は、前翅をこすり合わせることで作られます。

メスを引き寄せるため縄張りを示すために使われます。

バッタの目

バッタの目は、非常に発達しています。

遠くの動きを捉えることができるので、敵の接近を早く察知することができます。

バッタの食事

バッタは草食性で、主食としています。

しかし、食物が不足すると、同じバッタを食べることもあります!

蝶々

花々の間を舞いながら飛ぶ蝶々。

その美しい姿とカラフルな翅は、多くの人々を魅了しています。

しかし、蝶々にはその美しさの裏に、多くの驚きや興味深い特性が隠されています!

変身の旅

蝶々は、生涯で4つ異なる形態を経て成長します。

卵、幼虫、さなぎ、そして美しい成虫へと変わっていきます。

この驚異的な変身を変態と言います。

翅の模様の秘密

蝶々の翅の模様は、種類生息地によって異なります。

これは、敵から身を守るためや、仲間を引き寄せるためのサインとして役立っています。

長い舌の役割

蝶々は、長い舌を持っています。

これを使って、花の蜜を吸ったりします。

この舌は、巻き取ることができるので、飛ぶときには邪魔になりません。

蝶々の渡り

一部の蝶々は、季節によって温かい場所へ移動することがあります。

この長い旅を渡りと言い、数千キロメートルもの距離を飛ぶことがあるんです。

まとめ

昆虫たちは、小さいながらも驚くべき能力を持っています。

カマキリの強力な前足、カブトムシの頑丈な角、トンボの高速な飛び方、アリの団結力、セミの大きな鳴き声、バッタの跳躍力など、それぞれが生き残るための特別な能力を持っています。

これらの昆虫たちの能力を知ることで、私たちも自然との関わりや生き物のすごさを感じることができます。

昆虫たちの驚きの能力を知った今、外で虫を見かけたら、その虫がどんな能力を持っているのか考えてみてください。

きっと、新しい発見があると思いますよ。

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