
他の教科はそこそこわかるのに、国語だけ異常にわからない・・・
と悩む人は意外と多いです。
国語だけが極端に苦手な場合は、どのような原因が考えられるのでしょうか?
また、どのような対策をとれば改善できるのでしょうか?
ここでは、国語だけが極端に苦手な場合の3つの典型的なパターンとその対策を紹介します。
〈プロフィール〉
・小学校教員、家庭教師、塾、学童など様々な学校現場を経験。
・現在はその経験を活かして教育記事を執筆中。


パターン1:読解力が低い


読解力が低いというのは、文章を読んでも内容や意図が理解できないということです。
読解力が低いと、国語の問題はもちろん、他の教科の文章も読み取れません。
読解力が低い原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 語彙力や文法力が不足している
- 文章を読む習慣や興味がない
- 文章を読む際に予測や推論をしない
- 文章を読む際に要点や構造を把握しない
読解力を高めるためには、以下のような対策をとりましょう。
- 語彙力や文法力を増やすために、辞書や参考書を活用する
- 文章を読む習慣や興味を持つために、自分の好きなジャンルやテーマの本や雑誌を読む
- 文章を読む際に予測や推論をするために、タイトルや見出し、挿絵などから内容や目的を予想する
- 文章を読む際に要点や構造を把握するために、段落ごとに主題や中心思想をまとめる
パターン2:表現力が低い


表現力が低いというのは、自分の考えや感想を文章に書き表すことができないということです。
表現力が低いと、国語の作文はもちろん、他の教科のレポートやプレゼンテーションも苦手になります。
表現力が低い原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 言語能力や思考力が不足している
- 自分の考えや感想を持つことが少ない
- 自分の考えや感想を整理したり伝えたりする方法がわからない
- 自分の考えや感想に自信が持てない
表現力を高めるためには、以下のような対策をとりましょう。
- 言語能力や思考力を鍛えるために、本や雑誌などで多様な意見や情報に触れる
- 自分の考えや感想を持つために、日常生活で気になったことや感じたことをメモする
- 自分の考えや感想を整理したり伝えたりする方法を学ぶために、作文指導書や参考書を利用する
- 自分の考えや感想に自信を持つために、友人や家族などに話してみる
パターン3:漢字力が低い


漢字力が低いというのは、漢字の読み方や書き方、意味や使い方を正しく理解できないということです。
漢字力が低いと、国語の問題はもちろん、他の教科の文章も読み書きできません。
漢字力が低い原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 漢字の学習に取り組む時間や機会が少ない
- 漢字の学習に興味や関心がない
- 漢字の学習に効果的な方法がわからない
- 漢字の学習に反復練習や定着を怠る
漢字力を高めるためには、以下のような対策をとりましょう。
- 漢字の学習に取り組む時間や機会を増やすために、毎日一定の時間を確保する
- 漢字の学習に興味や関心を持つために、漢字の由来や歴史、文化などを調べる
- 漢字の学習に効果的な方法を知るために、漢字指導書や参考書を活用する
- 漢字の学習に反復練習や定着をするために、書き取りや読み取りなどの問題集やドリルを解く
対策法


国語が苦手な人にとって、文章を書くことや読解力を高めることは大きな課題です。
しかし、国語の力を向上させることは、学業や仕事だけでなく、日常生活やコミュニケーションにも役立ちます。
そこで、ここからは国語が苦手な人がするべきこと3選を紹介します。
1.読書を習慣にする


読書は、国語の力を高める最も効果的な方法の一つです。
読書をすることで、語彙や表現力はもちろん、文章の構成や論理性、感性や想像力なども鍛えられます。
また、自分の興味や好みに合わせて選ぶことができるので、楽しみながら学ぶことができます。
読書を習慣にするためには、以下のような工夫をしてみましょう。
- 毎日決まった時間や場所で読む
- 自分のレベルに合った本を選ぶ
- 読んだ内容を要約したり感想を書いたりする
- 読書感想文コンクールや読書会などに参加する
2.国語の基礎を復習する


国語が苦手な人は、国語の基礎知識が不足していることが多いです。
例えば、文法や漢字、句読点などのルールを理解していないと、文章を正しく書いたり読んだりすることができません。
また、敬語や言い回し、文体などの使い分けも重要です。
国語の基礎を復習するためには、以下のような方法がおすすめです。
- 国語の教科書や参考書を使って勉強する
- ドリルや問題集で練習する
- オンライン学習サービスやアプリを活用する
- 先生や友人に質問したり教えてもらったりする
そして、塾や家庭教師も選択肢の一つになります。
しかし塾や家庭教師は高くて敬遠している方もいるかもしれません。
そんな方にはオンライン家庭教師という選択を自信をもって強くお勧めしています。


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塾や家庭教師に頼る場合は、以下のような工夫をしましょう。
- 自分の目標や期待を明確に伝える
- 塾や家庭教師からのアドバイスやフィードバックを素直に受け入れる
- 塾や家庭教師とのコミュニケーションを積極的にとる
詳しくは以下の記事で解説しているのでこちらもご覧ください!


3.文章作成のコツを学ぶ


文章作成は、国語の力を発揮するための重要なスキルです。
文章作成には、目的や対象者に応じて内容や形式を決めるプランニング、自分の考えや意見を整理して伝えるライティング、文章の流れや表現を修正してわかりやすくするリライティングの3つの工程があります。
文章作成のコツを学ぶためには、以下のようなアドバイスが役立ちます。
- プランニングでは、テーマやタイトル、メインポイント、サブポイントなどを明確にする
- ライティングでは、文章の構成や論理性、表現力に気をつける
- リライティングでは、文章の長さや言葉遣い、句読点などをチェックする
- 文章作成サービスやツールを利用してフィードバックを得る
まとめ


以上、国語が苦手な人がするべきこと3選を紹介しました。
国語の力は、一朝一夕には身につきませんが、コツコツと努力を続けることで必ず向上します。
ぜひ、この記事で紹介した方法を試してみてください。
国語の力が上がると、文章を書くことや読むことが楽しくなりますよ!
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