担任をやっている以上避けなければいけないのが学級崩壊。
誰が担任でも、どんな学級でも、どんな子どもたちでも起こる可能性を秘めています。
しかし、対策を知っていれば、荒れの被害を最小限で立て直せる可能性もあります。
この記事では、学級が荒れてきた時に見直すべきことについてのツイートをまとめました。
最近少し学級が荒れている気がする・・・。
崩壊しつつある学級を立て直したい・・・。
と考えている先生方に役に立つ記事になっています。
ぜひ最後までご覧ください。
〈プロフィール〉
・小学校教員、家庭教師、塾、学童など様々な学校現場を経験。
・現在はその経験を活かして教育記事を執筆中。
細部を丁寧にする
真面目な子が損しないためにも、細部を丁寧にすることは重要です。
授業中の暇を減らす
暇な時間を作らないためにも、事前に「早く終わった子はどうするか」も計画に組み込んでおきたいですね。
教室をきれいにできる余裕を持つ
汚いのも、それを放置できる教員側の心理状況もどちらも荒れの原因になるのですね。
叱るべき時には叱る
「叱るタイミングを逃さない」というのは初任時に強く言われました。
「叱らない」=「この教員は許してくれる」と子どもが都合よく解釈するそうです。
「何言ってるの?」という雰囲気を作る
当事者本人の指導と、その子を取り囲む集団への指導も並行して行う必要がありますね。
教室をピリッとさせる
静かにするべき時に静かにできないクラスは、かなり苦労する印象です。
システムを見直す
できる→褒める→いい行動が増える→褒める…のいい循環が生まれると、立て直しに大きく近づきますね!
大人と子どもの線引きを示す
子どもは最初は優しいお兄さん・お姉さん先生が好きです。
しかし、1年間も関わるとなったら話は別です。
いざという時は自分を守ってくれそうな頼りがいのある先生のほうが安心感があります。
最後まで話を聞くのを当たり前にする
これとても大事ですね。
「人の話を遮って自分が話していいんだ」と誤解が広がっているクラスは、授業中もそれ以外からも荒れが広がっていく印象です。
意図的に無視する
意図的に無視することも大事ですが、誰かを傷つける行為は迷わず指導します。
子どもの楽しみを守る
荒れてる→注意する→休み時間が減る→もっと荒れる→…
はよくあるパターンです。
子どもの言うことをよく聞く
聞かせることだけでなく、聞くことも大事にしたいですね。
暇そうにして子どもが相談しやすいようにする
忙しそうな人には、相談したくてもできないですもんね…!
定時退勤して疲れをとる
荒れているクラスを持っている先生が、定時に帰る余裕がないのは重々承知です…!
ただ、ただ、余裕を削って準備するより、準備を諦めて余裕をもつことも時には大切なことも忘れないでください…!
まずはいい子のために頑張る
荒れている子がいると、普段頑張っている子を見落としがちです。
真面目な子が損しないかも、時には見直してみてはいかがでしょうか…!
『かさうしろに振るやつ絶滅しろ』を学級文庫に置く
あくまで予防です…!
「こういう行動は人に迷惑かけるんだ…!」を客観的に理解できる名著です。
まとめ
学級崩壊に効く万能薬はありません。
子どもやタイミング、学級の状態に合わせていろんな方法を試行錯誤し、少しずつ立て直していくしかないと思うのです。
大変なのは承知ですが、近道もないと思うのです。
この記事を読んでくださった先生方の学級が一刻も早く落ち着き、笑顔で過ごせる時間が増えることを願っています。
教員のみなさんから好評いただいているAudibleのリンク先も以下に貼っておきます。
限られた時間で情報収集したい方はぜひご覧ください!
教員は忙しいご職業ですが、これらのサービスを使って、効率よく教師力を高めてもらえたらと思います。
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コメント
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